ASP(ユネスコ協同学校)とは
ユネスコの理念を普及・実現することを目的に、世界中の小中高校・一部大学で形成されたネットワークです。
①世界中の学校と生徒間・教師間で交流し、情報や体験を分かち合う。 ②地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指す。 1953年に15カ国33校で始まり、2005年5月現在175カ国7600校を超える、就学前教育機関や教員養成学校を含めた、さまざまな学校が参加しています。 日本では、1953年に中学校4校と高等学校2校が参加して始まり、2009年3月現在、61校が参加しています。 詳細はこちらで。また、ユネスコ・スクールホームページも開設されています。そちらもご覧ください。ユネスコスクール ホームページ カテゴリ
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富士中学校 飯島です。
昨日、埼玉県の水辺再生事業ワークグループ会議が行われましたので、ご報告します。 これは、人間と自然環境を調和させながら水辺環境を再生し持続可能性を実現していこうという県の取り組みですが、私は生態学の立場からチームのメンバーに入っています。 明治維新以降急速に工業化が進んだ日本では、現在の大半の人が思い浮かべる良い環境というのは、既に破壊された環境といえます。たとえば、わたしは環境活動コンクールの審査員もしているのですが、ポスター部門で生徒が良い環境として書いてくる作品にはザリガニが多いんですね。ところが、このアメリカザリガニは食用ガエルのエサとして盛り込まれた外来種で、日本の生態系を狂わせるものとして大きな問題になっています、同じように最近ではオオクチバスやコクチバスを書いてくる生徒も多くみうけられます。 これは絵を書かせる指導の前の段階で、生物多様性の問題や外来生物の問題に触れ、良い環境とはどのようなものかというESDのうち環境教育に関わる部分の基礎が教育されていないということです。また、指導する側の教師がESDに対する基本的な知識を持っていないとも言えます。 水辺再生事業も同じでして、市民がイメージする良い環境とは桜並木があって黄色い菜の花が咲いているという、どこかの歌に出てくるような光景なのですが、これは既に人間によって破壊された自然の姿といえます。 ここでは、足元に咲くスミレの花やネジバナの花、ヨメナなど、人間と上手に共存してきた野の花たちが忘れられています。ここに自然と人間の調和を生み出すための方策が必要なわけですが、これはかつては自然に行われていたことでもあります。東京でも茅場町という地名が残っていますが、江戸時代まではどこにも茅場があって、人が手入れをすることによって多くの野生植物が生き延びてきました。それをコンクリートで固めてしまったためにホタルも居なくなってしまった。 これを回復することで人間の生活と調和した自然生態系を復元し、追い出されてしまった沢山の野生生物たちに住みかを与え「もう大丈夫だからここにおいで」と、呼び戻すのが水辺再生事業の役割です。今回は、20年度の事業の内容と21年度の事業の進捗状況について議論しました。 わたしの方からは絶滅危惧生物の量的変化の報告と併せて、ESDの観点から流域の学校や市民団体を取り込んでいわば水辺再生ESDネットワークを構築し、持続可能性に向けた環境教育の一環として観測活動とヨシやマコモの刈り取りなどの環境管理活動を加えたらどうかという提案を行いました。
by aspnetwork
| 2009-09-23 14:26
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